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小平一雅 好景気で再び注目されるバレットパーク!
いや、上品に言うならバレーパーク!!
京の街を誰もが自動車で移動していたバブル絶頂の頃、多くのレストランが取り入れていたのが、お客様の車を店側が預かって駐車場に出し入れする「バレーパーク」(Valet park )のサービス。valetとは、貴婦人の帽子やコートを預かってクロークに入れておくホテルのボーイの意。つまり、「バレーパーク」とは、車をクロークに預ける感覚で駐車できるサービスのこと。アメリカでは一般には「バレットパーク」と呼ばれますが、ヨーロッパ各国やアメリカの上流階級は「バレーパーク」と呼んでいます。

の「バレーパーク」、モータリゼーションがいち早く発達した1930年代のアメリカで、都市部の駐車場事情が悪化したため、高級レストランが始めたのが最初。人件費が余計にかかるものの、高級店のイメージを出せる上、店側が自由に客の車をコントロールできるので、普通なら10台しか駐車できないスペースに15台くらい詰め込んでしまえる、という大きなメリットがあります。

ークラのような高級ホテルを別にして、東京の町場の店でこのサービスを最初に取り入れたのは、淡島の地中海料理店『ドマーニ』(1966年創業のこの老舗は一度倒産の憂き目に遭い、周りに駐車場がなくなってしまったこともあって、数年前にサービスを止めてしまいました)。
 今日、東京でバレーパークをやっているレストランは、広尾『ひらまつ』、恵比寿『ゼスト』、青山『NOBU東京』など、ほんのひと握り。
 意外なことに『ロオジェ』『ピエール・ガニエール』等の超高級フレンチは、一切やっていません。駐禁取り締まりの民間委託をキッカケに、「バレーパーク」のサービスをぜひ復活して貰いたいものです。

ウォーターライン
『ウォーターライン』(品川区東品川2-1 TEL 03-5479-1666)は、大手倉庫会社『寺田倉庫』の飲食業部門『ティーワイエクスプレス』が、その本拠地とも言うべき天王洲の1997年開業のビアレストラン『TYハーバー』前に係留した船をラウンジとして開業した店。東京都では、これまで、係留した船を商業利用することを禁じてきましたが、運河エリアの賑わいを作ることを目的に規制緩和。その第一号がこの店。『TYハーバー』と一緒に店前で行っているバレーパークのサービスは駐車代込みで700円。

NOBU東京
『NOBU東京』(港区南青山6-10-17 TEL 03-5467-0022)は、NYで成功した寿司職人ノブ・マツヒサが、世界6番目の店として1998年10月に青山に出店したモダン和食店。バレーパークだけでなく、禁煙席をいち早く取り入れた店としても記憶されています。

更新日2007年2月18日
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