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小平一雅 人類の生活リズムの基本は月の満ち欠け。2006年の秋は、正しいお月見をしてみては如何?
戸時代中期、舟人が砂州の上で牛頭(ごず)天王(八坂神社などに祀られているインドの厄除神)のお面を拾い、その面を神輿につけた『天王祭り』が伝わることからその名のある天王洲に、11本の高層ビルから成る大型複合オフィス施設、天王洲アイルが建設されたのは、バブル崩壊直後の1992年。JAL、JTB、日本軽金属などの大企業がここに本社を移し、就業人口3万人を数える一大ビジネス街が誕生しました。
 その後、東京のあちこちに同種の大型施設が誕生したため、影が薄くなりがちでしたが、02年12月、りんかい線に埼京線が乗り入れ、渋谷・新宿から直接来られるようになってから、商業エリアとして再注目されるようになり、活性策が次々に打たれています
天王洲アイル
【天王洲アイル MAP】
天王洲アイルは、三菱商事・宇部興産を始め、地権者22社の協議会により、1985年から開発開始。総面積は22ha。主要ビルの完成は1992年。11の高層ビルには、日本軽金属、JTB、JAL等の本社ほか、第一ホテルや劇場、レストラン等も。近年は、りんかい線の乗り入れにもかかわらず、第一ホテルが00年に倒産し、新阪急ホテルグループと経営統合されたり、小劇場『スフィアメックス』が06年3月でクローズするなど、イマイチ集客が振るいませんでした。
ず、中核となる746席の円形3層構造の劇場、アートスフィアが、06年10月からホリプロの運営となり(所有者はオリックスですが、ホリプロは所有権も取得する意向とか)、名称も『銀河劇場』に変更。その第1弾として、06年10月6日からブロードウェイで今も上演中の人気ミュージカル『ペテン師と詐欺師』を、鹿賀丈史・市村正親コンビで上演します。
 また、海岸通りをはさんで劇場と向かいの東京MIビル(このエリアで最初に建ったビルです)が、06年春、大幅改装されて名称を天王洲ファーストタワーに変更。その1階に、飲食街リバーテラスが誕生。中でも、運河に面して作られたイタリアンバール『エノトリアディアーナ』と『スパイブル』は、運河にそよぐ風が気持ちいいオープンエア。ウッドデッキの遊歩道も作られ、ミュージカルを観た後には抜群のデートコースになっています。一度りんかい線で足をお運びになってはいかがでしょうか。

エノトリアディアーナ
エノトリアディアーナ』(TEL:03-5769-0910)は、運河に面したオープンエアのイタリアンバール。下北沢に1号店あり。経営は隣の『スパイブル』と同じくユニマット。すぐ近くには、寺田倉庫の船上バー『ウォーターライン』も。


更新日2006年10月15日
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