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ホイチョイプロダクションズの東京コンシェルジュ 携帯による独自の音楽配信(ノン・パッケージ)が根付きつつある日本の音楽市場。街場のCD店(モルタル・ショップ)の生き残り策は?
01年9月のディズニーシーのオープン以降、ランドとシーの合計入場者は、01年2205人、02年2482万人、03年2547万人と順調に伸びていましたが、05年は『愛・地球博』に食われ、2477万人に減少。06年もGW以降は、天候不振もあって、伸び悩み気味とか。
小平一雅 実際に足を運んでみればわかることですが、ランドとシーでは、空いているのは断然シーの方。混んだ土日でも、人気アトラクションは最大1時間待ち程度(それだけに、大人がデートで行くにはもって来いなんですが)。
そんなディズニーシーの活性策として、オリエンタルランドは、06年9月4日、建設費210億円の超大型アトラクション『タワー・オブ・テラー』を投入しました。 今回は、その『タワー・オブ・テラー』のお話です。

006年9月4日、浦安のディズニーシーに、暗闇の中を落下するエレベーター式フリーフォールの新アトラクション『タワー・オブ・テラー』がオープンしました。
 このアトラクションは、1994年フロリダのディズニーワールドのMGM スタジオに最初に作られ、2004年にはロサンゼルスのディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パーク(01年にディズニーランドの正門前の駐車場スペースに作られた新パーク)にも作られた、最近のディズニーの目玉アトラクション。

こうでの正式名称は『ザ・トワイライトゾーン・タワー・オブ・テラー』。『トワイライトゾーン』とは、1959年から64年まで米CBSで放送された30分のオムニバス式のテレビドラマ(日本ではTBSが60年から放送。タモリの『世にも奇妙な物語』はこの番組のパクリ)。その後何度も再放送され、1983年にはスピルバーグが映画化したほどの人気番組。番組のテーマ曲は、アメリカの人なら誰もが口ずさめるほど有名です。
 向こうの『タワー・オブ・テラー』は、この番組とテーマ曲をモチーフとしており、客は誰もが「ああ、あのトワイライトゾーンね」と認知できる仕掛けになっています。

来、ディズニーランドのアトラクショはすべて「ご存知もの」。たとえば、『カリブの海賊』を思い出してみてください。あのアトラクションは、一般人が『海賊』に対して持つイメージ−−義足の船長、横縞のシャツの船員、財宝の山、ドクロ、略奪、砲撃戦、といったものを、余すとこなく忠実に再現しています。
 遊園地のアトラクションが、物語の背景をゼロから勉強し、理解しないと楽しめないとしたら、客にとってうっとうしい限り。だから理解という余分なストレスを最小限に抑えるため、バックストーリーは誰もが知っている「ご存知もの」にして、みんなの期待通りの光景を展開する−−それが、ウォルト・ディズニーの、アトラクションに対する基本理念。
 ウォルトは、子供のごっこ遊びが、「ままごと」にしても「カウボーイごっこ」にしても、すべて子供の知っている世界の再現であることを見抜いており、パークのアトラクションも、ごっこ遊びの延長線上で作らせていたのです。

ころが、日本のオリエンタルランドは、『トワイライトゾーン』という番組を日本人は知らないと判断したのか、それとも権利上の問題だったのかはわかりませんが、ともかく、番組の名前も音楽も使わず、バックストーリーを一から作り直しました。
 それが、このアトラクションが、ディズニーの他のアトラクションとは何かが違う違和感を与える原因となっているようです。
 オリエンタルランドは、そうしたギャップを埋めるため、バックストリーをマンガにして日本人の漫画家に描かせ、2006年9月14日号のコミック・モーニングに載せるなど、かつてない広報活動にチャレンジしてしていますが、そういう努力が必要なこと自体、このアトラクションの弱点と言えるでしょう。

、その1点を別にすれば、ライドものとしての仕掛けは、さすがディズニー。怖がらせる演出方法が実に上手く、デザインも見せ方も抜群。これまでのどんな遊園地のフリーフォールよりも怖くて楽しいフリーフォールであることは間違いありません。

ころで、ディズニーシーは2006年9月でオープン5周年。『タワー・オブ・テラー』の他にも、開園以来続いていた『ブロードウェイ・ミュージック・シアター』のショウを2006年7月から『ビッグバンドビート』に衣替え。昼間のハーバーのショウも、2006年8月から『レジェンド・オブ・ミシカ』に衣替えするなど、新しい手を次々に打ってきています。

らに、お隣のランドの方も、2008年の開園25周年を控え、ビッグな計画が目白押し。
 まず、アンバサダーホテル前の駐車場に、北米以外で初めてのシルク・ドゥ・ソレイユの専門劇場を建設中。シルク・ドゥ・ソレイユは、これまでフジテレビと組んで、『アレグリア』『キダム』などを上演してきたカナダの芸術的サーカス団ですが、専門劇場ともなれば、『キダム』や『アレグリア』を遙かに超える、ラスベガス並みの大仕掛けな出し物が期待できます。
 また、モノレールの東京ディズニーランド駅の対面には、アンバサダー、ミラコスタにつづく3番目の、そして最大のディズニーランドホテル『東京ディズニーランドホテル』(約700室)が開業。02年に終了した『ミート・ザ・ワールド』の跡地には、『モンスターズ・インク』をモチーフにした新アトラクションもできる予定と聞きます。
 いずれにせよ、これから先も、浦安のディズニーリゾートからは目が離せないようです。

表 地図


タワー・オブ・テラー外観
『タワー・オブ・テラー』は、暗闇の中を落ちて行く、エレベーター型のフリーフォール。59mという建物の高さは、ランド、シーを通じて最も背の高いアトラクション。建築費も、スプラッシュマウンテンの150億円を超え、210億円と過去最大。19世紀末にアフリカから呪いの偶像を持ち帰ったばかりに、自分の経営するホテルのエレベーターの中でナゾの失踪を遂げたホテル王の足取りを追う、というバックストーリーがあります。

タワー・オブ・テラー内
『タワー・オブ・テラー』は、自分の乗ったエレベーターが知らない間に上昇し、窓が開くと突然自分が高い所にいることに気付かされる演出が抜群。2階建てエレベーターが3台あり、1台が22人×3で66人乗り。回転はかなりいいようです。

ビッグバンドビート
ディズニーシーの『ブロードウェイ・ミュージック・シアター』の新しいショウ『ビッグバンドビート』は、1930年のスイングジャズを堪能できる30分のレビュー。ラストに出て来るドラムを叩き踊りまくるミッキーマウスが圧巻です。

シルク・ドゥ・ソレイユ
アンバサダーホテル前で既に建設が始まっているシルク・ドゥ・ソレイユは、ラスベガスで公演中の『オー』『カー』『ズーマニティ』がいずれも超人気ですが、この劇場ではそれに匹敵する出し物が見られそうです。

更新日2006年10月1日
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