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ホイチョイプロダクションズの東京コンシェルジュ 駐禁取り締まりの民間委託で都心の渋滞激減!敢えて言います、がんばれ!民間監視員
日本国内に、時間貸し駐車場は、道路脇のパーキングメーターからディズニーランドの駐車場まで合わせて、約500万台分。
一方、車で出かけた先の駐車場の需要は1日1100万台。つまり、毎日600万台のクルマが出先で違法駐車を強いられていることになります。
さらに東京都区内で言えば、平日午後は瞬間的に14万5000台が路上駐車していて、そのうち78%の11万3000台が違法駐車だと言います。 小平一雅 こうした状況を打開するため、2006年6月から導入されたのが、駐車違法取り締まりの民間委託。
一部ドライバーから反対の声が挙がっていましたが、フタを開けてみると、夜の六本木の大渋滞が、違法駐車がなくなったおかげで、すっかり解消し、効果は絶大の様子。
今回は東京の駐車事情のお話です。


京都は、美濃部都知事の時代(在職1967〜1979)、都心に時間貸しの駐車場を敢えて造らず造らせないことで、車の流入を減らす政策をとっていました。が、そんな都政とは対照的に、国政を担う田中角栄政権は、東京と地方を結ぶ高速道路をジャンジャン作り、自動車メーカーにはクルマをドンドン作らせたため、東京都心は今日のような駐車場地獄に陥っていったのです。

うした状況を踏まえ、バブル崩壊後、不良債権化してできた都心の空き地にガンガン作られたのが、コインパークです(今はコインだけでなくお札も使えるので、正式には時間貸し駐車場と呼ばれるようですが…)。
 考えてみれば当然のことですが、時間貸し駐車場というのは、商圏が凄く狭いビジネス。なにせ車で出かけるヒトは、歩きたくなくて車で行くわけですから、目的地から200m以上離れた駐車場には停めようとはしません。普通は目的地から100m以内で探すんだそうで。ですから、数百台規模の大型駐車場を街ごとに作るよりは、小さなコインパークを200m間隔でたくさん作った方が、ずっと有効なんだそうです。

インパークというビジネスは、元々は、1970年代半ば、電車のATS装置を作っていた、交通管制の分野では世界的に有名な日本信号という会社が、ATSの技術を応用して、時間がくるとフラップが上がる駐車装置を作ったのが最初(あれって日本人の発明だったんですね)。
 その日本信号の販売代理店をしていたのが、コインパークのタイムズでおなじみパーク24 。初めは、日本信号の駐車装置を病院(不正駐車が多かったため、イの一番にこのシステムを取り入れたそうです)に売っていましたが、1991年から自社でコインパークを経営。今では全国に15万台分を持ち、シェア6割と断然業界No.1。ちなみに、2位は三井系のリパーク(約2割)。3位は伊藤忠系のNPC(約1割)だそうです。

ころで、2006年6月1日から全国で駐車違反取締りの民間委託がスタート。従来の警察官がのタイヤにチョークで印をつける方法ですと、違反が確定するまでに1時間近くかかっていたのですが、デジカメとモバイル端末を導入した民間委託の取り締まりでは、10分程度で違反が確定してしまうため、ドライバーは戦々恐々。
 パーク24によれば、民間委託スタート後の1週間で、時間貸し駐車場の稼働率は46・6%から48・4%に上昇したとか(但し、この程度は月々のブレの範囲内だそーですが)。同社は、携帯で最寄りの駐車場の位置と空き状況をチェックできるサイトを作るなどして、ビジネス拡大に力を入れています。

の駐禁取締りの民間委託制度、一部には、警察OBの天下り先を作っただけじゃないかとの批判もあるようですが、違法駐車が減ったおかげで、六本木や新宿で目に見えてスイスイ車が流れるようになったことは確か。庶民ドライバーの中には、喝采を送る者も少なくありません。

間監視員は2人1組で動くので、2人を1ユニットと数えますが、2006年6月1日から始まった民間委託では、全国都道府県の270の警察署の管轄内で、765ユニット、1530名の監視員が誕生(全国で1530人ですから、まだ数は僅かですね) 島根や佐賀のように、全県で1ユニットという試験実施の県もあれば、東京のように530人、265ユニットというところもあり、まだバラバラのスタート。 
 東京でも、23区が全部民間委託したわけではなく、委託を始めたのは、06年8月現在で、都心の12区43署のみ。世田谷、杉並、中野、目黒などの、郊外の区はまだ実施していません。

胆に言ってしまえば、警察官が直接取締まって貼るステッカーと違い、民間監視員が貼るステッカーは、破ってシカトしてしまっても罪に問われることはありません。その代わり、車の所有者のところに通知が来て、所有者が罰金を納めないと、車検が通らなくなるシステム。罰金さえ納めれば減点もないので、警察に摘発されるよりは民間監視員に摘発された方がラッキーと言えるかも。

、それでも、民間取締りにはひっかかりたくないとおっしゃる貴女は、警視庁のホームページに民間取締りがどこでが行われるかが事前に公表されていますので、ぜひチェックを。
 基本、民間監視員が取締りを手伝うのは、交通量の多い表通りだけで、裏通りは従来通り、警察が取締っているそうです。

地図

地図
車と標識

携帯の画面
(株)パーク24が作っている携帯向けの、時間貸し駐車場検索サイト(www.times-info.net)。リアルタイムで最寄りの駐車場の位置と空き状況をチェックすることができます。

民間監視員の取り締まり手順
民間監視員取り締まり手順1
民間監視員は違法駐車車両を見つけると、駐禁の標識が見えるところに立ってるかの確認から始まって、デジカメで車両を撮影し、地図を描き、車両の位置をメジャーで実測。

民間監視員取り締まり手順2
それらのデータを端末機に入力し、違反のステッカーをプリントアウトし、それを車に貼るという作業をしますが、

民間監視員取り締まり手順3
これらの作業を全部をやるのに10分はかかるそうで、ステッカーを貼られる前にやって来れば、セーフ。違反には問われないそうです。

パーキングガイド
『パーキング便利ガイド東京』(¥1050)は、都内のあらゆる駐車場の台数・時間・料金を掲載した地図。警察署が公表している民間取締りの重要路線も掲載。発行元の昭文社の株は、06年6/1に前日より155円高の1684円まで上がったとか。

更新日2006年8月6日
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