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ホイチョイプロダクションズの東京コンシェルジュ ロハス界のキーワードは『女性専用』働く女性に強い味方のスパ施設、続々登場
 最近の東京はロハスな追い風を受けて天然温泉、ゲルマニウム温浴、岩盤浴等があちこちに誕生。町全体が巨大なスパ施設と化しつつあります。
 このブームを支えているのは、もちろん若い女性層。最近のスパ施設の中には、女性専用を謳うところも少なくありません。
小平一雅  そうした女性専用スパの決定版ともいえるのが、2005年1月19日、ユニマットが、高級住宅街・松濤(しょうとう)の入り口にオープンさせた『Shiespa(シエスパ)』。ユニマットが松濤で温泉を掘り当てたというニュースは、業界では2003年から噂されていましたが、オープンがこれだけ遅れたのは、当初は男女共用を 考えていたのを女性専用に切り替えたから、と言われています。
 今回は、最近都内に急速に増えている女性専用スパ施設を考えてみました。


005年1年間で都内に爆発的に広まったのが、岩盤浴です。
 岩盤浴は、難病治癒の温泉として知られる秋田県の玉川温泉で、湯治客が、地熱で暖められた岩の上にゴザを敷いて横たわったのが最初(起源はヨーロッパかと思ったら、秋田県だったんですね)。
 サウナの室温が80℃前後なのに対し、岩盤浴の岩の熱さは40℃前後。汗のかき過ぎで血液をドロドロにすることなく、しっとり健康的に肌を潤すことができます。また、玉川温泉の岩は北投石というラジウムを含む鉱石で、この岩の上に寝ていると、岩から出る遠赤外線マイナスイオンの効果で、身体が内蔵から暖まり、粒の細かいサラサラの汗をかくので「シャワー要らず」とも言われています。
 但し、北投石は世界的に珍しい石で採取が禁止されているため、よそに持ってゆくことができません。そこで、同じ成分の石を人工的に作るか、富士山の溶岩とか宮崎県の天降石とかいった代わりの石を使って玉川温泉の岩盤を再現したのが、今流行りの都市型岩盤浴というわけです。

盤浴が最初に広まったのは北海道。00年頃から出現し、04年4月までには30軒に達し、さらに05年4月までの1年間で約100軒に増加。これが福岡や名古屋に飛び火し、やや遅れて東京にも上陸。北海道の岩盤浴がオッサン・オバサン相手の大衆店なのに対し、東京の岩盤浴は高級志向で、若い女性に狙いを絞り、料金も倍くらいとっているのが特徴。

盤浴は、5分うつぶせ、10分仰向け、外に出て水分を補給しながら5分クールダウン、の計20分がワンセット。都内の岩盤浴はどこも、これを3セット繰り返し、さらに前後の化粧直しの時間も見込んだ90分が1単位で、料金は90分3000円前後(北海道の人が知ったら、卒倒するのではないでしょうか)。

りは04年10月中野にオープンした『i-Rock』。つづいて広尾に『オリーブスパ』、05年4月六ヒル近くに『ドラゴンスパ』、暮れには麻布十番に『Roche B(ロッシュ ベー)』と、女性専用高級店がたてつづけに誕生。このテの店は大筋どこも2〜3名用個室を持っており、個室のみ男性も利用可というのが一般的。中でも東京タワーが見える『ドラゴンスパ』の個室は、芸能人の間でも評判で、ほとんど予約がとれない状況です。
 一方、ダーツバーのバグースでおなじみコスモ通商が経営する『Roche B』は、90分3600円(18時以降は4200円)と料金こそ高めですが、人気の『ドラゴンスパ』が、従業員が廊下を歩く足音が気になるなど施設的にショボいところがあるのに対し、どんな高飛車なお嬢様も満足させられる造り。これから露出が増えれば『ドラゴンスパ』を上回る人気店になることは確実と言えます。

た、2006年1月19日にはユニマット不動産が、高級住宅街・松濤(しょうとう)の入り口、東急百貨店本店横に、『松濤温泉Shiespa(シエスパ)』をオープンさせました。
 岩盤浴施設は普通、ビルの1フロアを占めるだけで、200〜300平方メートル程度の広さしかないのに対し、地下1500メートルから天然温泉を掘り出したこの施設は、9階建てのビル全体がすべてスパで、総床面積2600平方メートルと、ケタ違いの規模。それだけの規模でありながら、玄関から先は男性入場禁止で、店内で働く従業員も、2階のおばんざいの店『ゆらり』の板前サン以外は全員女性という徹底ぶり。

ル全体、1フロアの天井がかなり高い造りになっており、9階建てでも高さは普通のマンションの13階分。通常、この地域ではこれほどの高さの建物は許されないのですが、ユニマットは周りに購入した土地と併せて区に団地として申請し、容積を一つのビルに集中させたため、この高さが実現できたそうです。
 この高さを利用し、他のビルから覗かれる心配のない屋上には、露天風呂を設置。8階には内湯。7階には9つの個室からなるマッサージ。6階には低温の岩盤浴。4・5階には計98人分の個室式の宿泊施設。3階がイベントホールで、2階に終夜営業のおばんざいの店という構成。全体として『大江戸温泉物語』や『ラクーア』がかすむほどの高級感と言えます。

場料は、24時までに出れば、2880円。日をまたぐと深夜料金がプラス1995円。
 そんな値段の割に、宿泊フロアはそこらのホテルよりよっぽど高級でセンスもいいため、土地柄、深夜はコギャルの巣窟にならないか、ちょっと心配。そのために準会員制をとっていて、入場に際しては身分証を提示させ、会員登録料も別途取るそうですが、それでコギャルを撃退できるかどうかは、コギャルのみぞ知る、まずは様子見というところでしょうか。

主要女性専用岩盤浴一覧
Roche B
麻布十番の『Roche B』(港区麻布十番1-9-2 ユニマットビル3・4F TEL:03-3568-8310)は、コスモ通商が2005年秋から渋谷・池袋を中心に展開している男女共用の岩盤浴施設『バグーススパ』の高級版。営業は11:00〜翌5:00。アロマトリートメントもあり。岩盤に寝そべりながら、パイプから供給される高濃度酸素を吸えるのが特徴。上図は全部で9床ある共用浴室。下図は2室ある個室のうちの1つ、King’sRoom(個室使用料は入浴料とは別に6000円かかります)。

オリーブスパ
『オリーブスパ』(渋谷区恵比寿1-32-16 COM-BOX2F TEL:03-5457-0066)は、富士山の溶岩を使った岩盤と檜造りの浴室がウリの岩盤浴店。8床の共用浴室は女性専用、2室ある個室のみ男性も利用可。広尾と白金にも出店。

Shiespa
ユニマット不動産が、2005年1月19日に高級住宅街・松濤の入口にオープンさせた『松濤温泉・Shiespa』(渋谷区松濤1-28-1 TEL:03-3477-2100)は、イケてる女性専用スパ。男と18歳未満は入場禁止。上図は、『天空の湯』と名付けられた屋上の露天風呂。天然温泉湯を100%使っているのはこの浴槽だけ。下図は、低反発リクライニング・チェアは2段に配し、カーテンでプライバシーを確保した4・5階の宿泊スペース。各席にモニターあり。個室の利用料は315円。

更新日2006年2月19日
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