トップ 今週のエンターテインメント 来週のエンターテインメント 東京コンシェルジュブログ フラウ東京コンシェルジュ
ホイチョイプロダクションズの東京コンシェルジュ

小平一雅 目黒川沿いに、八重桜並木の緑も鮮やかなグルメ通りが誕生。来年の花見は絶対ココ!
地魚市場では2月の魚の代表とされているアンコウは、9月から北海道で収穫があり、寒くなるに従って、漁場が金華山沖、福島県沖と南下。1月からは鹿島灘でも穫れるようになります。この鹿島灘のアンコウが、本アンコウと呼ばれる、最も大きくて脂が乗った味のいいもの。従って、アンコウ鍋は、鹿島灘に近い茨城県の郷土料理。茨城県内にはアンコウ鍋の店がたくさんあります。

ンコウの身は柔らかくて粘り気があり、プリプリしているわりには脂肪分が少なく、鍋の材料に最適。但し、海底のドロの中に棲んでいるため、身がドロ臭いのが難点。茨城県のアンコウ鍋の店はドロ臭さを消すためにすべて味つけは味噌仕立てです。
 その、味噌でしか食べられなかったアンコウの身を、湯通しして、長時間流水にさらすことにより、ドロ臭さを抜き、江戸前のしょう油味のダシでもおいしく食べられるようにしたのが、食のゴールデン・トライアングル、神田須田町で天保元年(1830年)から営業をつづけている都内唯一のアンコウ鍋専門店『いせ源』。この店では鍋だけでなく、刺身(ふぐ刺のように、薄作りにして食べさせます)、照り焼き、肝刺しなど、1匹15〜20キロあるアンコウを、頭のてっぺんから尻尾の先まで残らず味わわせてくれます。

ころで、アンコウで身以上に珍重されているのが、肝臓。スーパーでは、中国や韓国で穫れた小さいアンコウの肝を固めたアン肝を一年中売っていますが、ここは一つ『いせ源』で本物のアン肝を召し上がってみてください。
 夏が暑いほど、冬のアンコウは成長していておいしいと言われます。今期の冬のアンコウも、相当、モノがいいそうですよ。



アンコウ
アンコウは深さ100メートル以上の海底に棲み、何でも丸呑みしてしまうどう猛な魚。皮や卵巣、胃袋はコラーゲンたっぷり。海水の冷たい12〜2月の間が脂が乗った旬。身が柔らかすぎるため、まな板の上では捌けず、吊して捌きます。

いせ源
『いせ源』(千代田区神田須田町1-11-1 TEL:03-3251-1229)は、都内唯一のアンコウ鍋専門店。今の店舗が建てられたのは1930年。元々はどじょう料理店だったそうですが、大正年間に先々代が流水で洗って醤油味でアンコウを出す方法を開発。アンコウ鍋は1人前、3465円。アンコウの身を醤油ベースのたれで、三つ葉・椎茸・ウド・絹さや・焼き豆腐・しらたき(水っぽくならぬよう、水けをきってあります)と一緒に煮て、食べます。最後のおじやは別料金で525円。シメて3990円の至福です。

更新日2006年1月8日
森ビル 免責事項 J-wave