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ホイチョイプロダクションズの東京コンシェルジュ 恵比寿と言えば、みんなが集まる!都内最大の合コンシティ、恵比寿の魅力とは?
 JRの調査によれば、都心のJR駅の平日の乗降客の男女比は、男性100に対し、上野駅が女性36、渋谷駅が40、池袋駅が56、恵比寿が65。
 これが休日になると、男性100に対し、上野駅が女性92、渋谷駅が100、池袋駅が67、恵比寿駅は何と1025!
 土日の恵比寿駅は、全乗降客の41%が20代の女性となり、いきなり若い女性の街となります。

小平一雅  もともと恵比寿は、代官山・広尾・白金といったオシャレ・タウンの中心に位置し、それぞれの街とを結ぶ通りには魅力的な路面店が点在し、休日の散歩にうってつけの街。
 ここ数年は飲食店が急成長し、都内屈指の合コン・エリアにもなっています。
 今回は、東京の社会人合コンの半分はこの街で開かれると言われる合コンの聖地、恵比寿にスポットを当ててみました。
J R山手線、渋谷のお隣の恵比寿駅は、昔はビールの工場の町。盛り土した土手の上にホームが作られた、ノンビリした田舎っぽい感じの駅でした。
 ところが、1994年、移転したサッポロ・ビールの工場の跡地に、年間1千万人超という東京ディズニーランド級の集約力を持った複合商業施設、恵比寿ガーデンプレイスができてから、街の様相は一変します。96年3月には旧・山手貨物線の路線を利用した埼京線が開通して埼玉県から直接来られるようになり、01年暮れには湘南新宿ラインが開通して小田原・横須賀とも直結、02年暮れには埼京線がりんかい線にも乗り入れて新木場まで行けるようになり、恵比寿・中目黒を経由して菊名と北千住を結んでいる在来の地下鉄日比谷線と相まって、恵比寿は副都心の中でも屈指のアクセスのいい街に。また、97年には昔の駅舎を壊して、女性向け店舗を集めた駅ビル・アトレも建てられ、昔の駅を壊すことができずに古く汚い駅の雰囲気が残ったままのお隣の渋谷駅に大きな差をつけます。

ともと恵比寿は、駅前にパチンコ店や風俗店がないのでオヤジ客が少なく、また、高校生・大学生が隣の渋谷に吸い寄せられているのでコドモ客も少なく、大人のOLには居心地のいい街でした。そんなOL客を狙って、90年代には、焼き肉のトラジ、松栄寿司・松玄のピュータース、今井屋・MAIMONのフードスコープ、イル・ボッカローネのオライアン、カーディナスのTNLコンセプト、といったフード・ベンチャーが本拠地を置き、恵比寿は飲食の街として成長(2000年以降、恵比寿に飲食店を開店する際の敷金・礼金は、銀座より高いと言われています)。

こに目をつけたのが、サラリーマンの合コン野郎たちです。「恵比寿で合コン」と言うと、渋谷や新宿で合コンというより、おいしいものが食べられそうなイメージがあり、女性参加率が高まるので、いきおい社会人合コンは恵比寿で開かれる率が高まりました(ちなみに『合コン』という言葉を使うのは男だけ。女性(OL)は『合コン』という言葉には抵抗があるので、『お食事会』『飲み会』という言葉を使います)。

どもが実施したアンケート調査(サンプル数180)によれば、東京在住の20代会社員で1年間に複数回合コンに参加している女性は全体の66%。男性は45%。その代わり、男性で参加しているヒトはムチャムチャ頻繁に参加しており、女性は裾野が広く、男性は山が高い、というのが実状。そして、合コンに複数回参加している男の平均参加数は年50回。合コン費用は年間で60万円。そしてその金の約半数が、恵比寿に落とされている勘定になります。

コンの店を決めるのは男性幹事の仕事。彼らは平均5・5軒の手ゴマを持ち、できるだけ新しい店に誘って女性に喜んで貰おうと、半年に1回の割合で手ゴマをリライトしています(合コン客目当ての店の寿命が短いのはそのためです)。彼らが合コンを行う店を選ぶ基準は、
1. 自分の前の皿に集中しなければならないフレンチやイタリアンは、話が弾まず、席替えもしにくいので、不向き。ベストは、味なんかどうでもいい創作和食
2. 但し、靴を脱ぐ店はパス(合コンは女性ブーツ率が高いので)。
3. 人数は4対4が最も多く、次が3対3。個室はマストではないが、できれば6〜8人向け個室があるに越したことはない。
4. 勘定の男女別負担は通常7対3(ここ数年で、男性の負担率は若干上昇しています)。平均客単価の理想は6666円。
5. 携帯が入らない地下の店が望ましい(かわいい女のコはやたら携帯に電話が入り、頻繁に店を出て行くので、それを阻止するため)。
6. 女性が安心して遅くまで飲めるよう、駅に近い店であること。

比寿では、こうしたニーズに適合した平均単価6000〜7000円の創作和食の店が、2000年頃から、忍庭あたりを皮切りに次々と誕生(下のMAP参照)。これとは別に、エスニックや、イタリアンの中では比較的合コン向きと言えるピッツェリアも急増。街全体が一気に合コン・タウン化しました。
 合コン向けの飲食店は、駅周辺のエリアに集中しており、駅から離れれば離れるほど、デート向きの落ち着いたレストランが多くなります。
 ともかく、OLたちは、デートで来て、女同士の食事で来て、合コンでも来るのですから、恵比寿駅に女性の乗降客が多いのも、道理というものです。

AOYUZU恵比寿
AOYUZU恵比寿』(渋谷区恵比寿1-8-14 大黒ビルB1 TEL:03-3449-5075)はインカムをつけたスーツ姿の女性が席に案内してくれる、スタイリッシュ居酒屋の代表格。場所は駅前でしかも地下!3分の1は熱帯魚が泳ぐラウンジ空間です。

福笑
1999年9月開店の『福笑』(渋谷区恵比寿南1-9-4長谷川ビル501 TEL:03-3713-5461)は、ビルの1Fでインタフォンを押してオートロックを解除してもらって入る「ピンポン・バー」の走り。合コン利用率は『忍庭 萌』『AOYUZU恵比寿』に次いで高いようです。

ニャーベトナム
ニャーヴェトナム』(渋谷区恵比寿南1-9-3 TEL:03-3716-8088)は恵比寿駅西口の裏露地、以前はビアレストランだったビルを、ベトナム政府観光局が一軒まるごとベトナム会館に改造した店。言わばベトナム政府のお墨付きの店です。


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更新日2004年10月3日
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