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スッポンは、まず首を落として生き血を採り、これを焼酎で割って、グラスでぐいっ。意外とクセがなく、あっさり飲めてしまいます。続いて、肩の肉と腸は湯で洗って刺身に、脚の周りは唐揚げに、その他の部位は、すべて鍋の中。鍋のスッポン肉は、骨や関節にまとわりついていて、フグちりのようですが、一度口に入れれば、骨や関節から肉がきれいにほろりとはがれ、フグより簡単食べられます。見た目はグロテスクですが、味は鶏に似て、さっぱり。1匹でだいたい三人がお腹一杯になります。
大市(だいいち・京都市上京区 TEL 075-461-1775)は、日本のスッポンを語る上で欠かせない銘店。丸鍋と丸雑炊の他は、突き出しとして佃煮を出すのみ。何十年と味が染み込んだ土鍋の威力は、美味しんぼで紹介され、有名に。
銀座7丁目、資生堂本社前の『唐井筒』は、スッポンの刺身を東京中に広めた銘店。鍋は、身を食べた後で、笹がきゴボウとネギを入れて供し、残ったスープを雑炊に。スッポンは島原産の3〜4年もの。
さくまは、赤坂の虎屋の裏路地にある、個室6室のみの一軒家のすっぽん料理専門店。昭和の初めに大市の長男が新橋・田村町に出店、30年ほど前に赤坂に移転してきました。料理は基本的には大市スタイル。
叶姉妹が通った六本木のすっぽん専門店『富綱』は、2001年冬、『とみ綱』と屋号を変え、すっぽん以外の季節料理も出す店にリニューアル。但し、経営は変わらず、こだわりの丸鍋も、気の利いた内装も昔のままです。
神宮前の『江ぐち』は、2000年3月にオープンした最新のすっぽん料理専門店。丸鍋は、ザクは一切加えず、赤々と熱せられた鍋でギュッと旨味を抽出。絶品。
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