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『鳥安』(中央区東日本橋2-11-7 3862・4008)は、江戸時代は江戸随一の盛り場だった両国橋のたもとで、明治5年から営業をつづける、個室オンリーの一軒家の合鴨料理店。メニューは、皮付きのまま分厚く切った胸肉を、備長炭でジイジイ焼きながら、オロシで食べる『御狩場焼』ただ一品。ロケーションの渋さは絶品。現在の建物は1959年に建て直されたものだそうですが、店構えは明治以来の風情を守っています。
野生の鴨は頭が青いので「アオクビ」とも呼ばれ、野生であることを証明するため、頭だけは羽をむしらずに市場に流されます。値段は1羽 5,000円前後。合鴨の約2倍です。
『鷹匠・寿』は、浅草雷門前の真鴨専門店。客の前で1枚づつ丁寧に焼くため、キャパシティに限度があり、昔から一見さんはお断り。だから雑誌にも載らない幻の店。
「御狩場焼き」は、炭で熱した小判型の鉄板の上で、タレを一切使わず、鴨の脂だけで肉を焼きます。浩宮様と雅子様がデートで召し上がられた鴨もこの調理法だったはず。
『一茶庵』(千代田区神田神保町3-6-6 3239・0889)は、半透明のいわゆる「一茶庵系」の蕎麦の銘店ですが、予約すれば合鴨の鍋や陶板焼きが食べられます。
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